大阪天満宮の桜と駅の合格の桜

きょうは仕事が普段より少し早く終わり、帰りに桜を見ようと大阪天満宮に寄った。

大阪ではおととい桜の開花が発表された。

大阪天満宮の桜は三分咲きといったところだが、神社の本殿のすぐ裏にあり、日本の春の風情を感じさせてくれた。

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大阪天満宮の桜。本殿の裏にソメイヨシノが4本植えられている

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見頃は少し先だとはいえ、下から木を見上げると花が降ってくるようだ

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きょうは雲ひとつない天気に恵まれ、青い空を背景にした淡いピンクの花がまぶしかった

そして、地下鉄の南森町駅へ戻って「合格の桜」を眺めた。

合格の桜は駅の券売機の脇に設置されているのもで、桜の花びらをかたどった紙に願い事を書いて貼る。

駅員が考えた粋な計らいだ。

掲出期間は今年1月10日から3月25日までで、きょうが最終日だ。

2月5日にも眺めたが、そのときと比べると花びらが格段に増え、鈴なり状態だった。

 

花びらに書かれている願い事は、そのほとんどがすでに決着がついているはずだ。

どんな明暗があったのだろうか。

私も「合格」を願った数十年前の悲喜こもごもの日々を思い出した。

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南森町駅の「合格の桜」。なくしてしまうのが惜しいような存在感があった

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願い事を貼る大きな紙は、花びらがあふれんばかりになっていた

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これは明らかにお門違いの願い事だ。しかし、気持ちはよくわかる