おととい、西成の中村食堂へ行ったあと、いつものように周辺で猫を探した。
猫はそれなりにいたのだが、近づくと逃げるという鬼ごっこの繰り返しで、なかなか思うようにいかなかった。
で、帰ろうかなと思いながら歩いていると、先日、玄関でひなたぼっこしている猫を見かけたアパートの前に差し掛かった。
塀の板の隙間を見たら、同じような顔をした猫が2匹いた。
たぶん親子だろう。
よく見ると、そのうちの1匹は先日のひなぼっこの猫だった。、
ひなたぼっこをしている姿は平穏な生活を思わせたが、暗く狭い塀の隙間で眠ろうとする姿を見て、この猫の生活も平穏だとばかりはいえないなと思った。
平穏な暮らしは、人も猫もそう簡単には手に入らないのだろう。