金曜日の仕事帰りは、西成の中村食堂。
それが私のお決まりのコースだが、先週は阪急電車の撮影を優先したため行けなかった。
1週空いただけなのに、世の中の風向きが変わっていて驚いた。
というのは、新型コロナウイルスをめぐる情勢の変化だ。
中村食堂に着くのは決まって午後6時ごろなので、店の中にあるテレビでNHKのニュースを見ることができる。
2週間前は「徐々に終息に向かうのかな」と思っていたが、きょうのニュースでは日本というより欧米での猛威を伝えていた。
「コロナショック」という言葉が生まれるほどの株価暴落も、大きく報道されていた。
中村食堂でも影響は免れないようで、おばさんは「お客さんは少なくなったわよ。でも、しゃあないわね」と言っていた。
その状況を聞いて、「よし俺が少しでも売り上げに貢献しよう」と思ったわけではないが、普段と比べれば多少なりとも財布のひもは緩んだ。