2020-03-10 祠の番人になった猫 雨の降る夕方は大阪天満宮で猫探し、それが最近の定例になった。 きょうも仕事帰りに寄った。 祠が立ち並ぶエリアをぐるぐる回っているうちに見つけた。 お供え物の台で悠然と雨宿りしている黒猫を。 神の前にもかかわらず、その姿は大胆で、お供え物になったというより、祠の番人になったといっていい。 猫は昔、経典をネズミから守るための「益獣」として、中国から持ち込まれたという。 祠の番人だといっても、あながち間違いではないのかもしれない。 祠のお供え物の台でくつろぐ猫。「番人」として、祠に近づく者に目を光らせている