ぶらっと天神橋筋その15 天6でこてこての「中華」

月曜恒例の天神橋筋商店街詣で、きょうはちょっとした用があって、天6(天神橋六丁目商店街)へ行った。

大した用ではないはずだったが、なんのかんのと手間取り、1時間近くかかってしまった。

その間、徐々に腹が減ってくるのがはっきりと感じられた。

 

その用が終わったあと、商店街を歩きながら「きょうはこてこての中華が食べたいな」と思った。

商店街のメーンストリートには「中国料理」の店はいくつかあるが、「中華料理」の店は意外に少ない。

というか、ほとんどないといっていい。

ということで、商店街からほんの少し脇にそれたところにある、まさにこてこての中華の店に行った。

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きょう行った中華料理の「精養軒」。中崎町の商店街を抜けて真っ直ぐ行き、天神橋筋商店街を越えたところにある。コートの男性も、しばし考えて店に入った

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入り口の脇にあるショーウインドー。なにも店のメニューを全部出さなくてもと思うほどの料理が食欲をそそる

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店内はけっこう広い。一角には漫画や週刊誌、スポーツ新聞が置いてあり、そのいかにも感が心地いい

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最初に頼んだのは「芋焼酎の水割り」(税込み380円)。「いもみず」という注文の仕方にも慣れてきた。紹興酒を飲みたかったが、税込み500円なので見送った。日本の中華には日本の酒のほうが合うと思う

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酒のおともはやはり「ギョーザ」(税込み320円)が場にふさわしい。ただ、1つ1つが小さく、物足りなさが残った

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主役は「トマトサンラータンメン」(税込み780円)にした。サンラータンは中国語の「酸辣湯」の発音をカタカナにしたものだ。「中国の酸辣湯はだな…」なんて知ったかぶりは、この店には似合わない。それほど酸っぱくも辛くもないが、素直に味わうとかなりいけると思う。トマトは生で、スープの中で少し熱を加えると味わいが増す