令和初の天皇誕生日を天皇陵で迎える

きょうは令和の時代になって初めての「天皇誕生日」だ。

きのうの夜、ふと「記念すべき天皇誕生日なんだから、天皇陵で朝を迎えよう」と思った。

朝日との位置関係や堀(外濠)の大きさを考えて、かねてから行きたいと思っていた「履中天皇陵」へ向かった。

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履中天皇陵に着いたのは日の出の時刻(きょうは午前6時35分)の15分ほど前だった。地図で見て予想したより時間がかかって、到着予定時刻をかなり過ぎてしまった。それでも空と堀は赤く染まっていた

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まだ薄暗い堀で、カモが悠然と泳いでいた

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天皇陵の森から朝日が姿を現した

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朝日が昇るにつれて、堀の水面に光の筋が伸びていった

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場所を移動して全景を撮影する。堀はかなりの大きさだ

履中天皇陵に行きたかったのには訳がある。

この古墳は仁徳天皇陵応神天皇陵に次ぐ日本で3番目の規模を誇っているが、それに次ぐのが岡山県にある造山古墳だからだ。

造山古墳はほとんど管理されていないといってよく、古墳には自由に立ち入ることができる。

私は何度も古墳に登り、「これより少し大きいのが履中天皇陵なんだな。履中天皇陵ってのは、どれくらいの大きさなんだろう」と思っていた。

 

きょう、履中天皇陵を初めて見て、「やはり造山古墳とは格が違うな。比べるほうがおかしい」と思った。

履中天皇陵にしろ、隣の仁徳天皇陵にしろ、その脇に立つと、ずっしりとした歴史の重みを感じる。