ぶらっと天神橋筋その11 天1のお好み焼き屋の2つの「絶妙」

きょうは恒例の天神橋筋商店街詣での日なのだが、ちょっとした事情があり、アーケード街を北から南へ歩いて貫いた。

2.6キロを歩き通し、南の端の天1(天神橋一丁目商店街)に着いたときは腹ぺこ。

「さて、きょうは何を食べようか」などと考える余裕はなく、とりあえず目に付いたお好み焼き屋に入ることにした。

こだわりなく、ふらっと入ったが、その店には絶妙なものが2つあった。

f:id:sanchan60:20200203205326j:plain

お好み焼きの店「たから」。天1の北の端にある

f:id:sanchan60:20200203205410j:plain

お好み焼きと生ビールがセットで1100円(税込み)。この看板に誘われて入った

f:id:sanchan60:20200203205442j:plain

店内は照明を抑えてはいるが、いかにもというお好み焼き屋だ

f:id:sanchan60:20200203205519j:plain

お好み焼きは「イカ玉」を注文する。青のりとおかかは自分で載せる

f:id:sanchan60:20200203205556j:plain

注文を受けてから焼くので、外はパリパリ、中はフワフワという「絶妙な」焼き加減になっている。味はそれほど期待していなかったが、「久しぶりにうまいお好み焼きを食ったな」という気分になった

f:id:sanchan60:20200203205714j:plain

酒は当然、生ビール。きょうは1杯だけにしておいた

そして、もう1つ絶妙なのが、店主と従業員の間合いだ。

といっても、店主が息子で従業員が母親であることは間違いない。

息子は母親に厳しいことを言いまくり、母親はそれをことごとく無視する。

他人同士だと険悪な関係だとしかいいようがないが、そこはやはり親子だ。

なんだかちょっとした漫才のようで、思わず笑ってしまう。

2人がどう思っているかは別にして、いいコンビだといえるだろう。