もうすぐ冬至、朝の大和川で南海電車を狙う

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南海高野線の鉄橋を渡る電車

冬至(今年は12月22日)が間近に迫り、日の出の方角が最も南に寄る時期になった。

この季節にしか撮れない風景もある。

 

けさはそうした風景の1つである鉄橋を撮りに行った。

といっても、行き先は何度か足を運んだことがある南海高野線大和川に架かる鉄橋だった。

 

この時期は下流から見ると、朝日が橋の向こうから昇ってくる。

電車のシルエットを狙うには絶好のチャンスだ。

きょうは東の空を覆いがちな雲もほとんどなく、晴れ渡った空に恵まれた。

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午前6時半ごろ。真っ暗で、「せっかく電車が来たんだから試しに」とシャッターを押したら、意外にいい感じだったので驚いた

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日の出の時刻(きょうは午前7時ちょうど)の20分ほど前。東の空とそれを映す水面が赤く染まった。まさに「マジックアワー」だ

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日の出の時刻を少し過ぎたころ。空の色があせてしまった

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大和川に架かる南海高野線の鉄橋の特徴は、橋桁の両側のガード(「高欄」というらしい)がないことで、そのため電車が下まで見える。朝日が電車と橋桁の隙間から顔を出した

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朝日の前を横切るように電車が走る、冬場はブラインドを下ろさないことが多いので、写真は撮りやすい

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朝日が電車の上まで昇った。電車が黒い塊のように見えるのは、ブラインドが下りているからではなく、混雑しているからだ。日本のサラリーマンの忙しい一日の始まりだ