きのうの朝、南海電車を堺駅で途中下車して、堀端の紅葉を撮りに行った。
紅葉は電車からよく見えるが、盛りを過ぎているのは明らかで、名残の紅葉が撮れればと思っていた。
ところが、行ってみると紅葉真っ盛りといえる木が1本だけあった。
何の木かはっきりしないが、春に来たときのことを思い起こすと、桜(ソメイヨシノ)だと思われる。
ほかの木が葉の大半を落としているのに、なぜこの木だけ「まだ紅葉は終わりじゃないぞ」と言わんばかりに気を吐いているのだろう。
気骨があるのか、それともただの変わり者か。
いずれにしても、この時期に美しい紅葉を見せてくれたことはありがたい。