舟屋の里伊根への長く面白い道

きのう丹後半島の伊根へ行った。

そこまでの道は、大阪から始まり、兵庫、京都へと2府1県をまたぐ長く面白い道だった。

伊根の滞在時間が短かったのは、天気が悪かったからというより、そこに着くまでに「おなかいっぱい」という気分になっていたからだろう。

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スタート地点はまだ夜明けやらぬ大阪駅だった

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途中の福知山へ向かうため福知山線の「丹波路快速」に乗る。土曜日の早朝とあって、車内は空いていた

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線路が山あいに入ると霧が出てきた。霜の降りた田んぼも多くなった

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福知山に近づくと、田んぼ、山、霧がミックスした風景が見られた

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福知山からは京丹後鉄道宮福線の列車に乗る。私にとってきのうの最大の収穫はこれだった。レトロなディーゼル車は、「次の撮影のターゲットはこれだ!」と思わせるに十分だった

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列車の中もぐっとくるレトロな雰囲気だった

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途中の牧駅のすぐ近くに「福知山念法寺」という大きな寺があった

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霧に覆われた山を各所で見ることができた

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京丹後鉄道の宮津駅。この私鉄のターミナル駅の1つだが、規模は小さく親しみの持てる駅だ

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宮津駅からは丹後海陸交通の「丹海バス」に乗る。運賃はある距離を境に400円から上がらなくなる。写真は帰りのバス

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バスは日本三景の1つである天橋立をかすめるように走る。海の向こうの松並木が天橋立だが、バスの中からはその美しさを見て取ることができない

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天橋立を過ぎると海岸に沿って延びる道路を走るようになる。目的地である伊根は近い

で、せっかく舟屋の里、漁業の町に来たのだからと、魚を食べに行った。

食事ができる場所は意外に少なく、観光案内所で薦められた「兵四楼」という店に行った。

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「兵四楼」。店の外にメニューや値段の表示がなく、ちょっと敷居が高そう見える。ネットでだいたいの値段を調べてから入った

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注文したのは「お造り定食」(税込み1800円)だった。やはり海辺の町では新鮮な魚を生で食べたい

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刺身は左からヒラマサ、スズキ、ハマチ、イカ。納得の味だった。これを食べられただけでも、伊根に来たかいがあったというものだ

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酒は地元の「京春」(2合で税込み1200円)。寒いので熱かんにしてもらった。酒飲みの2人が1本で足りるはずはなく、「同じのをもう1本」とお代わりをした