けさ、家を早めに出て、住吉公園へ向かった。
このところ通勤電車に揺られながら公園を眺め、「秋の色が濃くなったな。近いうちに行かなくちゃ」と思っていた。
暦の上ではとっくに冬で、11月も後半なのだから秋の色もないものだが、大阪市内の木々が最も美しく色づくのはこれからだ。
ということで、朝の住吉公園に足を運んだ。
驚いたのは、桜の紅葉だった。
公園の池のそばに立派な桜の木が数本ある。
春には淡いピンクの花が池に映り圧巻だが、紅葉もなかなかのものだ。
葉を赤く染めた木が、「桜は春だけじゃないぞ」と言っているかのようだった。