朝湯を楽しめる銭湯「日之出温泉」

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日之出温泉の煙突。よく見ると煙がかすかに出ている

けさ起きて外を見ると晴れていた。

「曇りの予報だったじゃないか」と思っても遅い。

日の出の時刻は過ぎ、朝の支度にも手間取って、写真を撮るための時間は30分ほどしかなかった。

 

「仕方ない。西成で朝の猫でも追いかけるか」と思い、勝手知ったる街を歩き回った。

しかし、猫の姿はなく、屋根の上にでもいないかなと見上げたところ、立派な煙突が目に入った。

「日之出温泉」と書いてあった。

「こんなところに銭湯があったんだな」と近づくと、すでに営業していた。

看板には朝6時から夜11時まで営業と書いてあった。

「こりゃ、朝湯が楽しめるじゃないか」と思いながら入り口のあたりで写真を撮っていると、1人、また1人と客がやって来る。

「朝から広々とした湯に漬かる。うらやましい人たちだ」と思った。

次回はもっと早く来て、出勤前に一風呂としゃれ込みたい。

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日之出温泉の周辺は低い建物が多いので、煙突が目立つ。この通りを何度も歩いているはずなのに、これまで気付かなかったとは

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日之出温泉の入り口。煙突には「日之出温泉」と書いてあるが、銭湯の名前は「日之出湯」というらしい

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地下鉄の駅に向かいながら猫を探した。近くの家の玄関先で1匹だけ見つけた