大津川での撮影と逃がした虹

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大津川の鉄橋を渡る南海電車

きょうは早朝の大津川南海電車を撮影した。

去年の11月3日に行った場所だが、1カ月早いことで少しポイントを変えて撮れると思っていた。

 

しかし、誤算が2つあった。

1つは去年のポイントなら問題なかった背景に、マンションが映り込み、線路に近づいて撮るしかなかったこと。

もう1つは予想に反して天気が悪く、朝焼けが部分的にしか見えなかったことだ。

 

まあそれでも、なんとか格好にはなったかなと思う。

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着いてすぐに来た電車を慌てて撮影。日の出前で、雲が青っぽい

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午前6時10分ごろ。空が最も広範囲に染まっていたのはこのころだ

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やがて雲が低く垂れてきて、朝焼けの幅が狭くなった。このあとはさらに雲が下がり、朝日を拝むことはできなかった

撮影を終えようとしていたとき、河川敷を散歩していた女性グループの1人に声を掛けられた。

「さっき、丸くてきれいな虹が出ていたでしょう。うまく撮れた?」

「えっ…」

虹を撮り逃したことがわかった。

 

実は大津川までの道を歩きながら、「きょうは雨が振りそうな天気だけど、こんな日は虹がかかるかもしれないぞ」と思っていた。

それなのに、電車ばかりに気を取られて、後ろを振り向く余裕がなかった。

1秒でも目を向けていれば、気がついたはずだ。

虹を見ていれば、場所を素早く移動して、南海電車を絡めて撮ることができたかもしれない。

そうなれば、南海電鉄に売り込むことだって…。

こういうのを「後の祭り」っていうんだろうな。