岸和田の田んぼは実りの秋

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岸和田の山あいの田んぼ

きょうは天気が芳しくないと思っていたが、朝起きてみると晴れていた。

「せっかくの晴天を無駄にしてはいけない」と思い、岸和田の山あいにある田んぼを撮りに行った。

予想通り、田んぼは黄金色に染まり、実りの秋を迎えていた。

 

お盆休みから何度か関西本線の電車に乗って、奈良や三重に行っている。

車窓からの風景を見て、「稲が実る時期は、地方によってずいぶん違うんだな」と思った。

三重ではお盆休みの時期にすでに稲が実り、先日、名古屋への行き帰りに見た関西本線沿線の田んぼでは稲刈りがあらかた終わっていた。

それに比べると大阪の田んぼの実りは遅く、9月に入って徐々に色づいてきたといったところだ。

 

米はやはり収穫したばかりの新米がうまい。

最近食べ始めてそのうまさに驚いた「キヌムスメ」の新米が出るのを心待ちにしている。

実りの秋は食欲の秋に直結するんだなあ。

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蜻蛉池公園へ行く際に利用するバスに乗り、1つ手前のバス停で降りて田んぼを探した。このあたりは傾斜がそれほどないので、棚田といえる景観にはならないが、曲がったあぜ道もあり、そんな雰囲気も感じさせてくれる

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たわわに実った稲。「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」は言い得て妙、名言だなと思う。私が実ることはないだろうが、頭くらいは垂れたいものだ

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田んぼの脇に咲いていた彼岸花。黄金色の田んぼと赤い彼岸花はいい取り合わせで、秋を感じさせてくれる。あぜ道を埋め尽くすような彼岸花を期待していたが、そんな場所が簡単に見つかるはずもない

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朝顔も咲いていた。朝顔は何かに巻きついて上へ伸びたいのか、この花は雑草に巻きつくようにして咲いていた

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朝早く出かけたので、草に露がついていた。なんでもない光景だが、よく見ると美しい