近場に朝の穴場あり

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家の近くのため池から見たきょうの朝焼け

きのうの朝、きれいに染まる空を南海電車の中から眺めながら、「やっぱり、日の出の30分前からスタンバイしないといい写真は撮れないな」と思った。

 

その思いがあったせいか、けさも5時前に目が覚めた。

窓を開けて空を見上げると、薄い雲が広がっていた。

「こりゃ、うまくすると、いい朝焼けが見られるかもしれないぞ」と思い、急いでパソコンを立ち上げ、よさそうな場所をネットで探した。

 

日の出の方角を調べたところ、大阪と奈良の府県堺にそびえる葛城山金剛山の付近から昇る朝日を岸和田から拝めることがわかった。

2つの山のほぼ真西に岸和田があるとは思わなかった。

 

せっかくだから水を絡めて撮ろうと、地図で見つけた近くのため池まで歩いて行った。

これが意外な「近場の穴場」だった。

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日の出の時刻(きょうは午前5時50分)の20分ほど前。ため池の周りにはフェンスが設置されているが、池のすぐそばまで行くことができる

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日の出が近くなって、空の色が少し薄くなった

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池の周りに立つ家の間から朝日が顔を出した。残念ながら葛城山金剛山は頂上のあたりがわずかに見えただけだった

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朝日の位置が少し高くなると、その姿が池に映り、2つの朝日になった。空に薄い雲がかかり、池にさざ波が立っていたため、くっきりとした朝日を見ることはできなかった