きのうの朝、きれいに染まる空を南海電車の中から眺めながら、「やっぱり、日の出の30分前からスタンバイしないといい写真は撮れないな」と思った。
その思いがあったせいか、けさも5時前に目が覚めた。
窓を開けて空を見上げると、薄い雲が広がっていた。
「こりゃ、うまくすると、いい朝焼けが見られるかもしれないぞ」と思い、急いでパソコンを立ち上げ、よさそうな場所をネットで探した。
日の出の方角を調べたところ、大阪と奈良の府県堺にそびえる葛城山と金剛山の付近から昇る朝日を岸和田から拝めることがわかった。
2つの山のほぼ真西に岸和田があるとは思わなかった。
せっかくだから水を絡めて撮ろうと、地図で見つけた近くのため池まで歩いて行った。
これが意外な「近場の穴場」だった。