やむなくベランダから夕景撮影

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雲に隠れながら沈みゆく夕日

きょうは午後から出かけるつもりで、機材の準備もしていた。

ところが、急に腹の具合が悪くなり、出かけられるような体調ではなくなった。

暑さで胃腸に負担がかかっているのかもしれない。

その割には、食欲はいっこうに落ないが。

 

ということで、やむなく部屋のベランダから夕景を撮影した。

雲がほとんどない快晴の空で、いい夕焼けを見ることはできなかったが仕方がない。

体調を整えて次のチャンスを待とう。

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夕刻の西の空。夕日の上に薄い雲がかかっていたが、すぐになくなってしまった

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夕日が姿を消した直後。空がこれ以上染まることはなかった

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通天閣の背後の空もうっすらと染まっただけ。こんな日もある

 

思い出はモノクロームその15 西成にお似合いの「打ち水」

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路地で見かけた「打ち水

けさ、スーパー玉出へ買い物に行ったあと、商店街を歩いて帰った。

ふと脇の路地を見ると、路面が濡れていた。

打ち水」だ。

夏の暑い日に道に水をまいて涼をとる打ち水だが、最近は見かけることが少なくなった。

昔ながらの街並みが残る西成に打ち水はお似合いだなと思った。

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打ち水用だと思われる水の入ったバケツが3つ、ひしゃくが1本。打ち水はホースでまかず、ひしゃくでまくのが乙ってものだろう

 

暑気払いはいつものメニューで

梅雨が明けてから厳しい暑さが続いている。

きょうは見ず知らずの人から「暑うてかなわんね」といったあいさつを2回も受けた。

仕事が終わってから、「それじゃ中村食堂で暑気払いといくか」とのれんをくぐった。

で、食べたのはいつものメニュー。

夏らしいメニューもあるにはあるのだが、食べ慣れているものでも十分に暑気払いができるような気がした。

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きょうの中村食堂

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酒は「発泡酒」(税込み250円)から。そういえば、ずいぶん長い間、ビールを飲んでいない

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つまみは「揚げ焼き」(150円)。ショウガが効いていて、夏でも食べやすい

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酒の続きは「焼酎ワンカップ」(税込み250円)で。安く酔える酒だ

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続いて裏メニューの「ハムエッグ」(税込み250円)。「ウインナーエッグ」を注文したら、おばさんに「ウインナーが切れているので、ハムでもいい?」と聞かれて、こうなった。これはこれでなかなかのものだ

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締めは「玉子丼」(税込み300円)にした。あえて卵をダブらせて、栄養を補給した

 

西成の街角の虫たち

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西成の街角にいたヤンマトンボ

きのうの朝、スーパー玉出へ買い物に行くついでに、西成の街角で虫を探した。

西成は住宅や商店がびっしりと立ち並んでいるが、所々に緑があり、虫の姿を見ることができた。

きのうは人にとってはかなり厳しい暑さだったが、虫たちは何のその、元気いっぱいといった様子だった。

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この時期の主役は、やはりクマゼミだ。その鳴き声はやかましいくらいだった

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木の細い枝に、セミの抜け殻がしがみつくようにしてぶら下がっていた

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シジミチョウが草の葉に止まり、羽を広げた

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金色のハエも葉に止まった

 

味わい深い1本の線路

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近鉄信貴線服部川駅のホームから見た夕焼けと電車

きょうは午後から、近鉄信貴(しぎ)線の服部川駅へ行った。

去年、近鉄の特急「ひのとり」を追いかけているとき迷い込んだ駅で、駅の近くで線路がいい感じのカーブを描いている。

 

信貴線近鉄大阪線河内山本駅を起点として、信貴山口駅まで、距離にして2,8キロ、駅は服部川駅を合わせて3つしかない。

単線のいわゆる盲腸線で、2両編成の1本の電車が往復している。

行ってみると、線路のカーブだけでなく、周辺の風景や鮮やかな夕焼けにも恵まれて、「味わい深い1本の線路だな」と思った。

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お目当ての線路のカーブがこれ。電車の編成が短いので、曲がりが強調されなかった

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信貴山口方面からの電車が駅に入ってきた。駅のホームもカーブしている

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駅のすぐそばに小さなため池があり、電車との絡みがローカル線らしさを醸し出していた

 

朝の飛田新地にいた2匹の猫

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飛田新地の店の前にいた猫

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車の上から私を威嚇する猫、かと思いきやあくびをしているだけだ

きのうの朝、あべのハルカスを撮ったあと、近くの飛田新地へ行った。

緊急事態宣言解除後に営業を再開している飛田新地だが、朝は人影がほとんどなく、セミの声だけが響いていた。

 

猫を探しながら通りを歩き、2匹の猫を見つけた。

朝は自分たちの時間だとばかりに悠然と過ごしていた猫は、私を見て「こんな時間に何の用だ」とばかりに迷惑そうな様子だった。

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店の前にいた猫は、私から逃げるようにして車の下に隠れた

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車の上で丸くなって気持ちよさそうに眠っていた猫

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私に起こされて不機嫌そうに私をにらんだ。ちょっと近づいただけなんだけどなあ

 

大和川で見た鮮やかな夕焼け

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鮮やかな夕焼けを背景にして、大和川の鉄橋を渡るチン電

きょうは夕方から大和川へ行き、夕焼けとチン電の絡みを狙った。

実はこのところの疲れが出て、「きょうの午後は休もうかな」と思っていた。

ところが、西の空を見たら薄い雲がかかっていて、行かないという選択肢は吹き飛んでしまった。

 

暑さが厳しく、日差しを遮るために下りたブラインドに悩まされながらの撮影となった。

期待したほどには成果が挙がらず、「こんな日もある。そろそろ引き揚げようか」と思い始めたころ、鮮やかな夕焼けとなり、期待以上の成果をもたらしてくれた。

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雲に隠れながら沈む夕日が、チン電の向こうに見えた。この車両は中央部のブラインドが下りていなかった

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わずかな雲間が染まり、そこにチン電が差しかかった。「きょうはこんなところが精いっぱいだな」と思っていた

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西の空が広く染まった。粘ったかいがあった