きょう2月22日は「猫の日」だそうだ。
「222」と猫の鳴き声「にゃん、にゃん、にゃん」の語呂合わせというなんとも単純な理由でそうなったらしい。
そんな話を昼休みに何気なくネットを見て知った。
「世間に広く知られてはいなくても、猫の日と聞いては黙っていられない」と、仕事帰りに東大阪市役所の北にある公園へ行った。
そこで出合った猫は、わずか10分ほど私と遊んでくれたあと、忽然と姿を消した。
その振る舞いは宮沢賢治の小説の主人公「風の又三郎」のようだった。
けさ、家を早めに出て、松乃木大明神へ行った。
天気は上々で、路地の所々に日が差していた。
祠に続く道の両側に顔なじみの猫が数匹いたが、祠の周辺には姿がなかった。
引き返そうとして前を見ると、去年の春に生まれた猫が日差しの中にいた。
その姿はいかにも気持ちようさそうに見えた。
「寒さにもだいぶ慣れてきたけど、苦手なことに変わりはない。やっぱり日向は暖かいよ」という猫の思いが伝わってくるようだった。
きょうも金曜恒例の中村食堂詣でをした。
私は中村食堂の客の中では、まだまだ若輩者だと思うが、けっこう通っているので、別の客から先輩扱いされることがたまにある。
きょうも行きがかり上、新参者に中村食堂の心得的なものを教えることになり、先輩の意地を見せることになった。