手押し車の上で親子仲良く

きのうの仕事帰り、家の近くの路地を通りかかったら、手押し車の上に猫がいた。

それだけなら毎度のことなのだが、きのうは母猫とともに子猫もいた。

子猫は私を見るとすぐに逃げてしまうので、なかなか写真を撮ることができなかった。

ところが、きのうはよほど眠かったようで、私が近づいてもじっと目を閉じていた。

手押し車の上で仲良く眠る猫の親子の姿はほほ笑ましかった。

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手押し車の上で眠る2匹の猫。手前が子猫で、奥が母猫だ

 

ベランダからめでる満月

きのうの夜からきょうの朝にかけて空に浮かんでいた月は満月だった。

なんてことはつゆ知らず、けさ普段より遅めに起きて外を見たら丸い月が沈もうとしていた。

私の部屋のベランダからめでるにはちょうどいい方角で、これを撮らない手はないと思い、カメラと三脚を持ち出した。

その後、ネットで調べたところ満月だとわかったという次第だ。

満月の撮影をたちどころにスタンバイできるのだから、いい部屋に引っ越したものだと改めて思う。

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西の空に沈もうとしている満月

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夕日と同じように西の空で赤く染まった月

 

ほうき星のパレード

きのうの午後、マンションの外で仕事をしていたとき、ふと空を見上げると、面白い形の雲が並んでいた。

雲は頭が大きく、長い尾を引いていた。

それを見て、「まるでほうき星のパレードのようだな」と思った。

仕事中でもちょっとだけならと、しばし手を休めスマホで撮影した。

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ほうき星のパレードのような雲

 

さくら食堂でカツカレー

きょうは家へ帰ってからやるべきことがあり、仕事帰りに一杯やるわけにはいかなかった。

そして、中村食堂は定休日だ。

スーパーで何か買ってとも思ったが、ちゃんとした店で食べたいとも思った。

晩飯一食のことにけっこう悩み、結局、西成の商店街にある「さくら食堂」へ行った。

酒の払いがない分だけでも張り込もうと、「カツカレー」を注文したが…。

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さくら食堂。昔ながらの食堂という雰囲気で心が和む

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店内を切り盛りしているのは年配の女性だ。大将の奥さんだろうか

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これがさくら食堂の「カツカレー」(税込み550円)。見た瞬間に「カツ小さっ!」と思った。カレーライスとの値段の差が100円なので、こんなものかもしれないが、「トンカツが載ったカレーライス」というイメージはない。カレー自体は少し甘めのおふくろの味といったところでうまかったが…

 

そうそう甘い顔は見せられない

きのうの夕方、阪堺電車今池駅の近くへ行き、チン電を撮った。

朝、あべのハルカスを撮ろうとして、いい雲に恵まれたので、「柳の下の2匹目のどじょう」を狙って行ったというわけだ。

ところが、やはり「2匹目のどじょう」はなかなか捕まえられないようで、雲は厚かったり、まったくなかったりで、思ったようにはいかなかった。

雲にしてみれば、「そうそう甘い顔は見せられない」といったところだろう。

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厚い雲の下で、シルエットが撮りにくかった。そんなところへ思いもしなかった「モ161形」の「162」がやって来た。稼働年数が90年を超え、定期運行される路面電車としては日本最古という由緒正しき車両だ。赤にペイントされている姿を初めて見た

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雲がほぼ一掃されて、シルエットが撮りやすくなった。そのころには空が赤く染まり、電車の明かりが目立つようになっていた

 

思い出はモノクロームその3 打ち捨てられたそばの屋台?

私が住んでいるマンションの周辺は一人暮らしの人が多いのか、コインランドリーが至る所にある。

私もその利用者の1人だ。

 

引っ越してすぐに、あるコインランドリーの脇に見慣れないものがあるのに気づいた。

よく見ると、それは屋台だった。

それも相当な年代物で、ほとんどの部分が木で作られていて、時代劇に時々出てくる「そばの屋台」のようにも見える。

私の好きな「必殺シリーズ」で、藤田まこと扮する中村主水が屋台でそばを食べ殺しに向かうシーンを思い出した。

 

屋台はかなり前に現役を退いたようで、今は打ち捨てられた姿をさらしている。

そんな屋台を見て、中村主水のようにこの屋台でそばを食べたくなった。

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コインランドリーと屋台

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屋台。何の屋台かはわからない。そばの屋台であってほしいものだが

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屋台の正面は不心得なやからによって落書きされている

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屋台の側面上部は木の枠になっている

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タイヤは空気が抜けているのかと思って触ってみたら、チューブではなくすべてゴムのタイヤだった。それならまだ動かせるはずだ

 

雲がほほ笑んだ

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けさのあべのハルカス

きのうの夜、天気予報を見たところ、きょうの日の出の前後は晴れと曇りのマークが併記されていた。

「こりゃ、いい感じの雲が広がるかもしれないな」と思った。

 

けさ早く起きて外を見ると、雲がほとんどなく快晴のように見えた。

「厚い雲が広がるよりはいいか」と思い、JR新今宮駅前のいつものポイントからあべのハルカスを狙った。

すると…。

 

雲がほとんどなかった東の空へ、南の方から徐々に雲が移動してきた。

そのうちにうろこ雲が広がり、朝日を受けて赤く染まった。

先日、夕方のチン電を撮ったとき雲に苦しめられ、「雲がほほ笑む日もあるだろう」と引き揚げたが、きょうはまさに雲がほほ笑んだ朝だった。

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日の出の時刻(きょうは午前6時46分)の30分ほど前にスタンバイした。東の空には雲がまったくといっていいほどなかった

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雲がほとんどない状態でも、東の空が赤く染まった

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空の色があせるとともに、雲が流れてきて赤く染まり始めた

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筋状のうろこ雲が赤く染まり、東の空を覆った

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あべのハルカスに近づいて見上げた。絵に描いたようなうろこ雲が広がっていた